オフィシャルブログ 全力目利き人

2018.01.30

佃煮の意味とルーツを探る!

小魚や貝、海藻などの海産物を醤油やみりん、砂糖でじっくり煮詰めたもの!ご飯に合うおいしい佃煮。よく食べている方も多いと思いますが、「佃煮」はなぜ「つくだに」というのでしょう?今回は佃煮のルーツを探ります。


●佃煮とは?
江戸時代初期、佃島という島がありました。現在の東京都中央区南東部に位置し、昔は隅田川河口の単独の島でした。
徳川家康の命を受けて摂津国佃村(現在の大阪府大阪市西淀川区)の漁師が定住することとなり、この島を故郷である佃村にちなんで「佃島」と命名したそうです。
現在は埋め立てられて陸続きとなっています。

漁師たちはとれた魚を幕府に献上、献上できない小魚などを塩、醤油などで煮詰めて保存食にしました。それが「佃煮」として江戸で売られ、さらに全国に広まったといいます。付近を訪れた際は、佃煮発祥の地に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。



●佃煮の歴史
佃煮の発祥は江戸時代ということで、日本人に長く愛されてきました。
佃煮は海産物を煮たものですが、山地に伝わったときには、材料にイナゴなどの昆虫を用いるようになりました。また、たくさんの具材を煮ることから、人やものが有り余るほど存在する様子を「佃煮にするほど」という表現も誕生しています。
ちなみに「佃煮にするほど」という表現は、海外の方にとっては「うまく翻訳できない日本語」として有名なようです。

佃煮と似たものに「しぐれ煮」があります。
ハマグリ、アサリなどの貝のむき身や牛肉を佃煮にしたもののことをいいます。中に生姜が入っているのが特徴です。しぐれ煮は佃煮の一種として、江戸時代に生まれました。しぐれ煮も佃煮の一つということに、佃煮の歴史を改めて感じます。

●魚庵の佃煮4種
魚庵では「逸品」より佃煮を4種販売しております。



浅炊たらこ昆布」   たらこと昆布が絶妙に溶け込む妙味です。
若炊あさり」     生姜の風味が際立つ柔らかな味わいです。
くるみしらすの佃煮」 ほのかな甘みと塩気が絶妙です。
しじみ生姜煮」    生姜と煮込んだ栄養高いしじみを。

ご飯のお供に、お弁当のおかずに、お酒の肴に。
いろんな場面で活躍する佃煮をお楽しみください!